入院をすることになり、色んな人に出会い、話を聴いているうちに、いかに自分が浅はかな考えの元で生きていたのかを感じる様になりました。
整形外科ということもあり、同室の方はお年寄りの方が多いのですが、皆さん、とても感受性が豊かで繊細である故に、不安に涙する事が多いです。そんな皆さんを見ていると、知識としては、老年期の方の心理を学んでいて知っている自分でしたが、実際の老年期の方々はその知識だけでは説明がつかない複雑さを秘めていることに気付かされました。それ故なのか…最近は、老年期心理学にも大層興味が沸いて来ました。
親とも話をしたのですが、この入院は、臨床家を目指す私にとって更なる飛躍をもたらしてくれる契機だったのかもしれません。
PR